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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>今季JPT初勝利 ゴール前 抜群の伸び

写真判定にもつれたゴールスプリント勝負を僅差で制した岡選手(右から1人目)が、チームにとって今季JPT初勝利となる優勝を飾った=4月28日、群馬県みなかみ町で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)の第四戦「東日本ロードクラシック」が四月二十八日、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター(CSC)で開催された。

 ここまで三戦を終え、いまだに勝利がない宇都宮ブリッツェン。しかし、今レースはここまで圧倒的な力を見せるマトリックスパワータグの強力外国人選手が、スペインで開催されるレースに出場するため不在。勝利の可能性が高まった。

 レースは一周目から有力選手を含まない三人の逃げ集団が形成される展開に。スピードに優れるトラック競技の選手を多数そろえるチームブリヂストンサイクリングを筆頭に、大集団のゴールスプリントに持ち込みたいチームが多く、レースは終盤まで三人の逃げ集団とメイン集団のまま、大きな動きもなく進んだ。

 残り五周になり、逃げ集団を完全に吸収したメイン集団では激しいアタック合戦が続いたが、決定的な攻撃は決まらず、勝負はブリッツェンが望んでいなかった大集団のゴールスプリントに持ち込まれた。

 ゴールスプリントでは、作戦通りにスプリント力のある選手を温存したチームブリヂストンサイクリングの勝利が確実かと思われたが、ブリッツェンの鈴木龍選手に発射された岡篤志選手が抜群の伸びを見せ、写真判定にもつれた勝負を僅差で制して優勝。チームに今季JPT初勝利をもたらした。

 強力な外国人選手が不在という好条件があったにせよ、ライバルチーム有利の状況下で勝利を収められたのは評価できるし、早い段階で一勝を挙げられたことも好材料。

 今後は、強力な外国人選手が出場するレースでもしっかり勝利を収められるよう、さらに各選手がレベルアップすると同時に、チームの連係を深めることに期待したい。

<レース概要> 第3戦の西日本ロードクラシックに続き、JPTで最も高ランクで付与ポイントも大きいレース。アップダウンの厳しい群馬CSCの6キロコースを25周する150キロで争われた。

 

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