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【栃木】

豊穣願い「じゃがまいた」 小山伝統の蛇祭り

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 ゴールデンウイーク終盤の五日、県内は好天に恵まれた。各地で開かれた伝統行事の会場や行楽地は、多くの人出でにぎわった。

 小山市の間々田八幡宮とその周辺で、巨大な蛇体を担いで練り歩く「間々田のじゃがまいた」が行われた=写真。三月に県内五件目の国の重要無形民俗文化財に指定されたとあって、多くの見物客が訪れ、約四百年前から続くとされる伝統の祭りを見守った。

 地域の七地区それぞれが竹やわらで作る蛇体は長さ十五メートル。担ぎ手の「じゃーがまいた、じゃがまいた」の掛け声とともに地域を練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)や疫病退散を祈った。

 神社に集まった蛇体が池の水を飲む「水飲みの儀」では、担ぎ手たちが豪快に池に分け入った。気持ち良く水浴びでもするかのような蛇の姿に、見物客から歓声が上がった。

 間々田のじゃがまいた保存会の五十畑正一会長(83)は「重文の指定で期待以上の人に集まってもらった。守り続けるため、地域の子どもたちにしっかりと伝承していきたい」と話していた。(小川直人)

 

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