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【栃木】

9月に開催「足利薪能」 野村萬斎さん出演 親子3代共演に期待

野村萬斎さん

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 足利市の早秋を彩る伝統行事「足利薪能」で、今年9月に開催される第35回記念の今回、狂言師の野村万作さん(人間国宝)、萬(まん)斎さん、裕基(ゆうき)さんの親子三代共演が決まった。萬斎さんは2020年東京五輪・パラリンピック開閉会式で総合統括を務め、話題の映画にも出演するなど時の人。今月16日の先行予約開始を前に、足利能(薪能)実行委員会には、問い合わせが相次いでいる。(梅村武史)

 「長年のご縁があり、多忙の中を特別に参加していただけることになった」と実行委幹部は喜ぶ。例年は七百席前後の座席数だが、先行予約の結果も勘案し、千席以上に増やすことを検討している。

 萬斎さんが参加するのは十年ぶりという。最近は映画「シン・ゴジラ」(一六年)でゴジラ役を、「七つの会議」(一九年)で主演を務めるなどスクリーンでも活躍し、今年十月の首相夫妻主催晩さん会文化行事の総合アドバイザーも任されている。

 この薪能は室町幕府三代将軍・足利義満が保護した能を足利一門の氏寺、鑁阿(ばんな)寺境内で楽しんでもらおうと一九八五年に始まった。

 例年は能二題、狂言一題を一日で行ってきたが、三十五回記念公演となる今回は二日間に拡大。九月七日の初日は「足利薪能」として、宝生和英(ほうしょうかずふさ)さんが舞囃子(まいばやし)「小督(こごう)」、大坪喜美雄さんが能「黒塚白頭」などを演じ、翌日は「足利薪狂言」として、裕基さんの小舞(こまい)「貝尽(かいづく)し」、野村万作、萬斎さんの狂言「悪太郎」などを上演する。

 先行予約の受け付けは十六〜三十一日。実行委事務局の足利文化協会へ、往復はがき(期間中の消印有効)、ファクス、インターネットで申し込む。両日とも午後五時開演。S席六千円、A席五千円など。問い合わせは同協会=電0284(44)4123=へ。

一昨年の足利薪能(いずれも主催者提供)

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