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【栃木】

見世蔵に響く蓄音機の音色 栃木市で催し 洋画音楽「風と共に去りぬ」など

蓄音機から流れる洋画音楽を満喫する来訪者ら=栃木市で

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 栃木市の日光例幣使街道沿いの見世蔵で十二日、蓄音機を使った洋画音楽を楽しむ会が初めて開かれた。十五人程度が座れる臨時の客席はすぐいっぱいとなり、聴衆は蔵中に響くレトロな音色に魅了されていた。

 歴史的な街並みが残る嘉右衛門町(かうえもんちょう)地区にある見世蔵は一八三四(天保五)年築造。現存する見世蔵としては県内最古で全国でも三番目の古さという。市の地域おこし協力隊として、昨年から同蔵で生活し、嘉右衛門町の魅力をPRしている遠藤百合子さん(36)が発案、北関東蓄音機倶楽部の田村悟さん(63)=野木町=が協力して実現した。

 田村さんが持ち込んだのは一九三〇年代に英国で製作された蓄音機とSPレコード十二枚。映画「風と共に去りぬ」から「タラのテーマ」、「カサブランカ」から「時の過ぎゆくままに」、「第三の男」から「ハリーライムのテーマ」など懐かしの曲を次々と流した。

 茨城県古河市から訪れたアーティスト武藤夕佳子さん(39)は「蔵の風情と蓄音機の音色がすごく合っていた」と感激していた。(梅村武史)

 

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