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【栃木】

栃木の風習 次世代に 県HPに資料集 7月、冊子作製も

「とちぎの慣習・ことば集」を掲載している県教委のホームページ

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 県教育委員会は、次世代へ伝えたい栃木の風習や方言などを資料集「とちぎの慣習・ことば集」にまとめ、ホームページ(HP)で公開している。七月には冊子にし、小学校などに配る予定。県民が受け継いできた慣習や言葉が平易な文章で書かれており、興味深い。 (北浜修)

 県教委は昨年六〜九月、県民の身近に伝わってきた風習や作法、言い回し、方言などの事例を一般募集した。県内外の約百五十人から三百四十五点が寄せられ、その中から、次世代へ残し、伝えていきたいものを選んだ。

 資料集にまとめられたのは、慣習では三十、ことばは二十の事例にのぼる。

 慣習では、十五夜などに行われてきた五穀豊穣(ほうじょう)を祈る行事「ぼうじぼ、わらでっぽう」を紹介。子供たちが、ワラで作った棒で地面をたたいて、地域の家々を回り、褒美に菓子などをもらう。地域によっては、棒を「ぼうじぼ」「わらでっぽう」などと呼ぶという。

 ことばでは、「だいじょうぶ」を意味する「だいじ」。人を心配して声をかける際や、相手に心配をかけないよう返答する時などに使われるとしている。

 子供からお年寄りまで親しむことができるように、県のマスコットキャラクターとちまるくんのイラストや資料写真などを使い、易しい文章で書かれている。

 県教委の担当者は「人々が慣習やことばを通じて県に愛着を持ち、人と地域がつながるきっかけになれば」と期待している。

 七月には冊子にし、約六万五千部を作製する。県内の図書館や小学校などへ配る予定。希望者には、県教委で無償で配布するという。

 問い合わせは、県教委生涯学習課=電028(623)3408=へ。

 

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