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【栃木】

玉田工業社長に聞く「面積2000平方メートル、10月稼働予定」 鹿沼にタンク製造施設着工

タンク製造施設の起工式が4月9日に行われた玉田工業の関東工場=鹿沼市で(同社提供)

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 国内有力メーカーの工場が集積する県内で、地下タンク製造大手の玉田工業(金沢市)が今春、鹿沼市に、食品加工に向けた面積約2000平方メートルの大型タンク製造施設を着工した。同社は主力のGS(ガソリンスタンド)用タンク製造に依存しない経営体制を目指しており玉田善明社長は「3年ほどで事業を広げる」と強調している。 (阿部竹虎)

 −今回着工の主力のタンク製造の取り組みは。

 「関東工場(鹿沼市)で鉄骨平屋、面積約二千平方メートルのタンク製造施設を着工。九月中に完成し、十月に稼働予定だ。総投資額は五億円。クロムとニッケルの合金によるステンレスタンクを造る」

 「造ったタンクは、茨城県内の食品メーカーの新工場で、素材を蒸したり煮たりする加工に使われる。塗料メーカーからの注文もあり、合わせて約十二億円の受注分を生産する」

 −大型ビル向けのタンクが好調な背景は。

 「首都圏で進む地震対策がある。ビルでエレベーターが止まったり、水が使えなくなったりするのを防ぐために七十二時間分の自家発電を備える動きが強まり、燃料をためるタンクの需要が拡大している」

 −このほかの展望は。

 「従来は鉄製の家庭用LPガスのタンクを、繊維強化プラスチック(FRP)で製造するための開発を六年ほど続けている。さらに五年ほど続け、国からの認可を得たいと考えている。FRPのタンクは軽く、腐食やさびが発生しないのが特徴。LPガスが広く使われている東南アジアで普及させたい」

 

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