東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

とちぎブランド力向上会議 関西圏での情報発信を討議

県の関西圏における認知度アップなどについて活発に意見を交わした「とちぎブランド力向上会議」=宇都宮市で

写真

 県の2019年度初めての「とちぎブランド力向上会議」が宇都宮市の県公館で開かれ、県が課題と位置付ける関西圏での情報発信などをめぐり、外部有識者らが意見を交わした。「食」にテーマを絞り込んだPRや、地道な取り組みを求める声などが上がった。 (北浜修)

 経済団体や農商業、観光業、大学など県内外の関係者ら約二十人の委員が参加。県の担当者が、関西圏における情報発信のほか、食の魅力発信、インバウンド(外国人の訪日旅行)対策などを重視する県の本年度方針を説明した。

 ある委員は「戦略としてキーワードは絞った方がいい。県外の人は宇都宮というとギョーザと明確に答える。『栃木、おいしそう』と思ってもらえれば」と、栃木の食を前面に出すことを提案。食に詳しい委員は「イチゴを軸に関西とのコラボレーション(共同作業)で、新しいメニューをつくれば、ブランド展開ができる」と指摘した。

 さらに別の委員は「関西では、売り方で見せるのも一つの方法だ。イチゴをヒョウ柄のパックで売ってもいい」と発言し、会場の笑いを誘った。

 早期に結果を求めるのではなく、じっくり構える姿勢を求める意見も出た。「東日本より難易度は高い」「一過性のトレンドではなく、中期的な取り組みが必要」「東京の光が強すぎて、周辺は見えにくい。地道に知名度を高めたい」などの声があった。

 次回は、民間シンクタンク「ブランド総合研究所」が毎年秋に発表する「地域ブランド調査」の結果を受けて、十一月ごろに開く予定。

<県の関西圏における情報発信> ブランド総合研究所が発表する地域ブランド調査の都道府県別魅力度ランキングで、栃木は2018年に44位となるなど低迷している。特に近畿地方の人々からの評価が低く、3年連続で最下位だった。県は昨年7月、関西圏を含む西日本での拠点として、大阪市に「大阪センター」を開設し、観光、物産の情報発信や企業誘致活動にあたっている。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報