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【栃木】

書道の功績に市長特別賞 那須塩原の伊東さん、三輪さん

市長特別賞を受賞した伊東さん(左)と三輪さん=那須塩原市役所で

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 那須塩原市の同じ書道教室で学んだ高校一年の伊東栞乃(しの)さん(16)と大学一年の三輪絵理花さん(18)が全国規模の大会で、それぞれ好成績を収め、同市から市長特別賞が贈られた。市役所であった贈呈式で、渡辺美知太郎市長は「ITの時代だからこそ文字を書くことは大事だ。集中して成し遂げた成果で、すばらしい」とたたえた。 (小川直人)

 伊東さんは一月に開催された「全日本書初(かきぞ)め大展覧会」(日本武道館主催)で、会場で指定時間内に書き上げる「席書の部」で、最高賞にあたる内閣総理大臣賞を受賞した。

 小学一年で書道を始めた伊東さんは「中学生最後の大会で気合が入っていた。それでも緊張してしまったので最高賞を受賞できて良かった」と笑顔。「自分の心情が作品に出る。気持ちを落ち着けて良い字を書けると達成感がある」と書道の魅力を紹介した。

 三輪さんは「全国年賀はがきコンクール」(全国書写書道教育振興会主催)で「恭賀新年」の文字をしたためて、二月に学年別最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞した。

 三輪さんは大学に進学し、現在は学業に専念しているという。「コンクールは最後のつもりで臨んだ。市長特別賞は教室の先輩方も受賞しているので、その一員になれてうれしい」と話した。

 指導者の戸田文子さんは、「伊東さんは友人と切磋琢磨(せっさたくま)してきた成果。三輪さんはいつもより粘り強く作品作りに取り組んでいた」とそれぞれを評価した。

 手紙はよく書くという渡辺市長は「文字を書く喜びを、ぜひ若い人たちに広めてほしい」と二人を激励した。

 市長特別賞はスポーツや文化で全国規模以上の大会などで活躍した個人や団体に贈られる。二〇一四年度創設され、二人の受賞で三十八件となった。一九年度の受賞は初めて。

 

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