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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>全日本選手権を前に 地元で連戦、調子上向く

第7戦は、阿部嵩之選手(左)と鈴木龍選手(左から2人目)を含む逃げ集団が逃げ切ったが、鈴木龍選手が2位と勝利には届かなかった=8日、那須塩原市で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)の第七戦「那須塩原クリテリウム」が八日に那須塩原市、第八戦「やいた片岡ロードレース」が九日に矢板市でそれぞれ開催された。

 五月に宇都宮で開催された二連戦から、およそ一カ月ぶりの開催となったJPT。その間、宇都宮ブリッツェンは、国際自転車競技連合(UCI)公認の国際レース「ツアー・オブ・ジャパン」と「ツール・ド・熊野」で好成績を収めてきた。

 しかし、このUCIレース連戦は、個人総合時間の成績のために作戦を固め、各選手がそれぞれの役割を果たすという、心身ともに消耗する戦いでもあった。

 そして、今月末にはシーズン前半戦の重要レースのひとつ、全日本選手権が控えている。短い時間で心身の消耗を回復させ、さらにコンディションを上げる必要もある。

 そこで、今回の二連戦に関しては、しっかりとした作戦は立てず、各選手が常に前方でレースを展開。しっかり追い込む走りをして調子を上げつつ、勝利を狙うというシンプルな約束事だけを決めてレースに臨んだ。

 第七戦は、レース中盤にできた阿部嵩之選手と鈴木龍選手を含む七人の逃げ集団が逃げ切り、最後は鈴木龍選手がゴールスプリントで勝利を狙ったが、わずかに及ばず二位でレースを終えた。

 第八戦は、序盤から鈴木譲選手と鈴木龍選手が六人の逃げ集団に入って有利にレースを展開。しかし、終盤の勝負どころでできた七人の先頭集団には岡篤志選手しか入れず。岡選手は無駄脚を極力使わないようにうまく立ち回ったが消耗は避けられず、表彰台を逃す四位でのゴールとなった。

 地元での二連戦で勝利こそ飾れなかったが、作戦に縛られずに走った各選手の心身は、確実に上向いた。全日本選手権での快走にも期待したい。

<レース概要> 第7戦は那須塩原駅前特設周回コースで56.7キロのクリテリウム、第8戦は矢板市石関周辺特設コースを舞台に85.6キロのロードレースで開催された。

 

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