東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

船村徹さんの名曲歌い継ぐ 弟子・鳥羽一郎さんら 日光で「演歌巡礼」

船村徹さんの遺影のそばに勢ぞろいした(左から)村木弾さん、天草二郎さん、鳥羽一郎さん、静太郎さん、走裕介さん=日光市で

写真

 二〇一七年に亡くなった塩谷町出身の作曲家船村徹さんの弟子で、演歌歌手の鳥羽一郎さん、走裕介さんらが、日光市の船村徹記念館でコンサート「演歌巡礼〜船村徹を歌い継ぐ〜」を開き、船村メロディーの競演で地元ファンらを楽しませた。

 コンサートは、ギターを抱えて全国を旅をし、人々とのふれあいから作品を生み出した船村さんの「演歌巡礼」の遺志を継ぎ、鳥羽さんらが追悼の思いを込めて一七年に初開催。今回で三回目を迎えた。船村さんの誕生日の十二日に合わせて開いた。

 船村さんは今市高校出身で、母校がある日光市はゆかりの地。記念館ホールで開かれたコンサートには、鳥羽さん、走さんをはじめ静太郎さん、天草二郎さん、村木弾さんの五人の門下生が出演した。特別ゲストとして瀬川瑛子さんも参加し、「兄弟船」「王将」「風雪ながれ旅」など船村さんの名曲を思い出話を交えながら歌い継いだ。

 鳥羽さんは「供養のために歌いましたが『相変わらず下手くそだな』という先生の声が聞こえてくるようです。亡くなって二年になりますが、やっぱり叱ってくれる人がいないのは寂しいね」としんみりと話した。

 演歌巡礼コンサートは、船村さんの盟友で作詞家の故高野公男さんの故郷・茨城県でも九月に開催する。鳥羽さんは「『何かあったら助けてやれ』が先生の口癖でした。その言葉を受け継いで、この五人でいろいろな支援活動もやっていきたい」と力を込めた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報