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【栃木】

小山でも外来カミキリ被害 県、拡散防止へ連絡呼び掛け

 樹木を侵食して衰弱させる国指定の特定外来生物クビアカツヤカミキリによる被害が、小山市内で初めて確認された。県が発表した。県内での被害確認は佐野市、足利市、栃木市に続いて四市目。県などは被害の拡大を警戒している。

 県によると、新たな被害は小山市内の民家にあるスモモの木で十九日に確認。幼虫のふんと木くずの混合物が木の外に出ていた。混合物は幼虫が木の内部を食害した際に排出する。

 被害の拡散を防ぐためにスモモの木は小山市が伐採し、羽化した成虫が外に出てこないようにビニールシートを覆って封じ込めた上で焼却処分した。

 クビアカツヤカミキリによる被害は愛知県で二〇一二年に国内で初めて確認されて以来、各地に広がっている。栃木県内では一七年六月に佐野、足利両市で、一八年十月に栃木市で初めて確認された。県内で被害に遭った樹木数は一八年度に七百四十三本に上り、前年度の三倍以上に増えている。

 県自然環境課の担当者は「被害が疑われる場合は、すぐに地元の市町に知らせてほしい」と呼び掛けている。樹種の情報と混合物の画像があれば、クビアカツヤカミキリによる食害かどうか速やかに判断できるという。 (高橋淳)

 

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