東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

渋谷の名所を足利に再現 スクランブル交差点 映画のロケに活用

多くの人が行き交う渋谷のスクランブル交差点=東京都渋谷区で

写真

 映像作品の制作支援でまちおこしを進めている足利市に、東京・渋谷のスクランブル交差点が「出現」する。市は二十八日、都内の映像美術会社が実寸大のオープンセットを建設すると発表した。かつて競馬場だった市有地にアスファルトを敷き、ハチ公前広場、道玄坂、渋谷センター街入り口などをCGで表現。一日数十万人が行き交う空間を再現する。 (梅村武史)

 「渋谷のスクランブル」は米ニューヨークのタイムズスクエアと並び、世界でもっとも有名な交差点。数多くの映画やドラマの舞台として登場しており、ロケ地として人気だ。だが、無許可でベッドを持ち込んで動画を撮影するなど迷惑行為が相次いでいる。「日中の撮影許可はほとんど下りない」と関係者は話す。

 オープンセットは、映像美術会社「ヌーヴェルヴァーグ」が建設する。複数の映像制作会社から要望を受けて建設を計画し、国内複数カ所の候補地の中から足利市を選んだ。

 市とは映画「バンクーバーの朝日」(二〇一四年公開)の撮影時にもオープンセットを設置した縁があったという。作品制作に対する市の協力態勢や都心から近いことも決め手になったとみられる。

 建設場所は同市五十部町の競馬場跡地の一部で約一・五ヘクタール。多目的広場としてサッカーイベントなどで使われている。足利赤十字病院の東側にあり、北面に県道桐生岩舟線が走る。適正価格で同社が市から借りる。間もなく工事を始め、完成し次第、ロケに使う。使用期間は十二月までの予定。

 足利市は二〇一三年末に「映像のまち」構想をスタート。一八年度までに映画・ドラマなど二百五十作品が作られている。和泉聡市長は「本市に建設されることを大変うれしく思います。渋谷のスクランブル交差点は国際的にも知られたスポットで話題性がある。撮影が一段落したら市民の見学機会を設けられるよう働きかけたい」と話していた。

オープンセットのイメージ図(足利市提供)

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報