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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>「エース岡」覚醒の予感 2週連続優勝

2週連続優勝で今季JPT3勝目を飾った岡選手は、エースとしての覚醒を予感させる走り。チームも着実に進化している=14日、福島県石川町で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)第十二戦「石川サイクルロードレース」が十四日、福島県石川町と浅川町にまたがる公道特設周回コースで開催された。

 毎年、梅雨明けを告げるレースとして知られ、高温多湿の中でサバイバルな展開になることが多い同レース。しかし、今年は梅雨空の下、気温も二〇度を少し上回る程度の中での開催となった。

 五月の宇都宮ロードレース以来、ほぼ二カ月ぶりに八人全員がそろった宇都宮ブリッツェン。一昨年、昨年と連覇している相性の良いレースで今年も勝利を収めるべく、逃げ集団を先行させてメイン集団をコントロールし、終盤に一気に攻撃を仕掛けて勝利を奪う作戦でレースに臨んだ。

 レースは一周目から六人の逃げ集団が形成され、メイン集団をブリッツェンがコントロールする作戦通りの展開に。残り二周となる六周目の後半から、これも作戦通りに攻撃を仕掛けて集団の人数を絞り込もうとした。

 しかし、例年とは異なり気温が低かったこともあり、集団内の選手たちはそれほど消耗しておらず、ブリッツェンは狙い通りに集団を崩壊させることができない。勝負は二十人ほどのゴールスプリントに持ち込まれた。

 ゴールスプリントでは、最初に仕掛けた選手の動きにしっかり反応した岡篤志選手が、わずかに空いたインを突いて先着。前週の第十戦東広島サイクルロードレースに続き二週連続での優勝、そして今季JPT三勝目となる優勝を飾った。

 作戦とは異なる展開になるも、選手一人一人が柔軟に対応して勝利を手繰り寄せたブリッツェン。エースとして覚醒し始めた岡選手のさらなる成長と合わせて、この後のレースでの活躍も楽しみだ。

<レース概要> 毎年、本格的な夏の訪れを知らせるレースとして開催され、今年で18回目。2町にまたがる公道特設周回コースを舞台に102.2キロで争われた。

 

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