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【栃木】

<夏の高校野球>作新、機動力で延長制す 「緊迫した試合に勝利 次戦に自信」

校歌を歌い終えて駆けだす作新学院ナイン=いずれも甲子園球場で

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 第101回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は11日、作新学院は2回戦で、筑陽学園(福岡)を延長10回の接戦の末に5−3で制した。宇都宮市の同学院ではパブリックビューイング(PV)もあり、観戦者からは「次戦への自信につながるよい試合だった」と喜びの声が上がった。 (北浜修)

 作新が夏の甲子園で初戦を突破するのは、全国制覇した二〇一六年以来、三年ぶりとなる。

 試合は序盤から作新ペースで進んだ。攻撃陣は出塁すると、果敢に走塁するなど打力と足を生かして「作新の機動力」を発揮した。

 守っては林勇成投手(三年)が相手打者の内角を積極的に攻めるなど、安定感ある投球を披露し、野手陣も堅い守りで林投手をもり立てた。

 作新は3−1で迎えた九回、筑陽に2点差を追いつかれる。作新は延長十回、出塁した福田真夢左翼手(三年)が二盗、三盗を決めて相手守備陣を翻弄(ほんろう)した。適時打で2点を挙げ、粘る筑陽を振り切った。

 作新学院のホールではテレビ中継のPVが実施された。お盆休みシーズンの日曜日の第1試合(午前八時開始)に、学校関係者らを中心に約六十人が集まった。

 延長戦となり、緊迫した試合展開の中、作新の勝利が決まると、観戦者らは、手にしたオレンジのメガホンを激しくたたいて、甲子園で戦うナインらをたたえた。

 同学院中等部の部長、上野栄一さん(57)は「九回に追いつかれた時はドキドキした。延長戦で勝ったことは選手たちの自信にもなる。次が楽しみだ」と喜びをかみしめていた。

作新学院−筑陽学園 10回表作新学院1死三塁、中島義明選手(3年)が勝ち越し打を放つ

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◆監督・選手談話 

<作新学院・小針崇宏監督> 序盤にあと1点が取れれば、バッテリーを楽にできた。

<同・石井巧主将> 最後は何とか勝とう、という気持ちが出ていた。チームが一つになって戦えた。

<同・横山陽樹選手>(延長十回に適時打) 本当に集中した。迷惑を掛けていたので、良かった。

<筑陽学園・江口祐司監督> 選手はよく粘った。(延長十回無死一塁で)初球に盗塁されたのが勝負のポイントだった。互角に戦ったけど、監督の差が出た。

<同・江原佑哉主将> 九回2死から同点にできて、自分たちの野球は貫けた。

<同・石川湧喜選手>(九回に同点に追い付く2点三塁打) もう少し強い気持ちで打ったら(スタンドに)入っていた。負けたけど、延長までいけたので悔いはない。

作新学院のパブリックビューイングで、勝利が決まりメガホンをたたいて歓声を上げる生徒ら=宇都宮市で

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