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【栃木】

<つなぐ 戦後74年>「戦争はだめ」22年間、体験語り継ぐ 佐野の元少年兵・四十八願さん 市役所で20日講演

少年飛行兵時代の四十八願さん(本人提供)

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 佐野市の元陸軍少年飛行兵、四十八願(よいなら)好造さん(94)による講演会「語り継ぐ」が20日午前10時から、同市役所1階市民活動スペースで開かれる。入場無料。定員120人。

 四十八願さんは16歳で少年飛行兵に志願。水戸市の陸軍航空通信学校に入校し、少年飛行兵としての訓練を積んだ。成績優秀だったため指導係となり、実戦を経験することなく静岡県の連隊本部付で終戦を迎えた。

 四十八願さんの同期生約150人の多くは特攻隊員として命を落としている。「学校正門での別れ際。仲間の笑顔が脳裏に焼き付いて離れない」と語る。

 講演活動を始めて22年になる。1997年、地元の市立石塚小学校校長から「貴重な戦争体験を子どもに話してほしい」と依頼されたことがきっかけだった。以来、毎年、市内の小中学校を巡って講話を続けている。

 四十八願さんは「今の若い人たちに伝えたいのは戦争は絶対だめ、という一点。散っていった戦友のためにも命が続く限り、続けたい」と話している。 (梅村武史)

 

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