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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>五輪代表に向け 国内レースで奮闘期待

レース期間中以外でもトレーニングを重ねた日本ナショナルチームの選手たち。本場欧州でUCIポイント獲得はならなかったが、この経験を国内でも生かしてほしい(岡選手撮影)

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 以前から本欄で何度も触れているが、二〇二〇年東京五輪の男子自転車ロードレースの日本代表選考が続いている。

 おさらいになるが、男子自転車ロードレースの日本代表は、今年の一月一日から来年五月三十一日までに国際自転車競技連合(UCI)公認レースで獲得したポイントで決まる。

 ここで重要になるのが、日本自転車競技連盟(JCF)が独自に定めた選考基準。UCIポイントを獲得した出場レースのレベルに応じて独自の係数を乗じ、その合計ポイント数で上位二人が日本代表になる。

 独自の係数は主に欧州のレースに高い係数が設定されているのが特徴で、欧州で活動する選手に有利な設定であり、国内での活動がメインの宇都宮ブリッツェンにとっては不利な状況だということも、過去に本欄で触れた通りだ。

 そんな中、係数の高い欧州でのレースに、日本ナショナルチームとして出場する機会を得たブリッツェンの増田成幸選手と岡篤志選手だったが、本場の高い壁に阻まれてUCIポイントを獲得することはできずにいた。

 そして、今遠征での最終レースとなる十五日からの「チェコ・サイクリング・ツアー」でも、増田選手は集団落車に巻き込まれて第三ステージでリタイア。岡選手は完走したものの、UCIポイント圏外と厳しい結果に終わった。

 JCFの独自係数が高い欧州のレースで、代表選考に必要なポイントを一気に稼げるチャンスで、まさかの獲得ポイントなしに終わってしまったのは非常に残念ではある。

 しかし、今季もまだ国内でのUCI公認レースは残っている。係数は低いものの、着実にポイントを積み重ねていけば、選考ランキングで上位をキープできる。増田選手と岡選手の奮闘に期待したい。

 

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