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【栃木】

県と真岡市 直下型地震想定し防災訓練

被災した車両からけが人を救出する消防隊員ら

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 県と真岡市共催の総合防災訓練が一日、同市の鬼怒自然公園であり、消防や警察、関連企業など約百団体から千三百人が参加した。県南東部でマグニチュード(M)7・3の直下型地震が発生し、地域に甚大な被害が出ているとの想定で、初期の避難行動や救助、応急復旧訓練などを繰り広げた。三千人を超える地域住民らも集まり、訓練を見守った。 (小川直人)

放水訓練に臨む女性消防団員=いずれも真岡市で

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 総合防災訓練は、緊急地震速報で身を守る行動をするシェイクアウト訓練で幕を開けた。

 悪路を走れるバイクやヘリコプターによる被災状況の確認の後、倒壊家屋や車両、高層建物からの被災者の救助訓練が次々に展開された。サイレンや作業する重機の音が響き、会場は緊張感に包まれた。

 真岡市女性消防団の小型ポンプを使った放水訓練は、きびきびとした動きに拍手が起きた。同市消防団の一斉放水には、応援協定に基づいて近隣の芳賀郡四町の消防団も参加した。

 市民も関わる可能性が高い避難所の設営は、参加者が近くで見学できる展示エリアで開かれた。市の防災リーダーが中心となって受け付け作業を実施、市民らが段ボールで仕切られた避難スペースを体験した。

 約三時間の訓練を終え、真岡市の石坂真一市長は「迅速で正確な対応を心強く感じた。市民も期待している」と講評。福田富一知事は「各地で自然災害が頻発している。各機関や住民がさらに連携して備える必要がある」などと訓示した。

避難所を体験する参加者ら

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