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【栃木】

ゴルフで認知症予防 県協議会 那須・足利でシニアスクール

県ゴルフ場協議会はこれまでゴルフ教室を開いてきたが、新たに認知症予防対策のスクールを始める=鹿沼市で(同協議会提供)

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 認知症予防対策に役立ててもらおうと、県内のゴルフ場が加盟する県ゴルフ場協議会は今月から、2カ所のコースで「ウィズ・エイジングゴルフシニアスクール」を開く。ゴルフは、有酸素運動と同時に頭を使うことなどから、認知症予防に効果も期待されている。ゴルフスクールは、シニア向けのレッスンになっており、同協議会は「1人でも多くの方に、世代を超えて楽しんでもらいたい」としている。 (原田拓哉)

 同スクールは、協議会が今年一月に設立した県ゴルフ振興基金を活用した初めての取り組み。基金はジュニアの育成、初心者の支援、ゴルフの普及啓発などを目的にしている。協議会に加わる百二カ所のゴルフ場のうち二十カ所でスタートし、プレーヤーに一人五十円の基金の協力を求めている。五月までに約千五百万円が寄せられた。

 ゴルフが認知機能低下の予防に効果的なのは、国立長寿医療研究センターや東大などの最近の共同研究で明らかになっている。運動に加え、スコアを数えたり戦略を考えたりするなど頭を使うこと、さらに一緒にプレーする人と交流することなどが役立つと分析している。

 ゴルフスクールは、那須伊王野カントリークラブ(那須町)が八日から、東松苑ゴルフ倶楽部(くらぶ)(足利市)が十一日から、計八回の日程で開かれ、六十歳から七十六歳までの初心者が、それぞれ十五人参加する。

 初心者が親しむスナッグゴルフと呼ばれるプレーや練習場での打ち方レッスン、最後の二回は、実際のコースでのラウンドもメニューに組み込まれている。県プロゴルフ会、県女子プロゴルフ会のプロゴルファーが指導に当たる。

 協議会によると、県内のゴルフ場の利用客数はやや減少傾向が続いており、二〇一七年は約四百八十五万六千人と、前年の99・1%にとどまった。高齢化が進み、六十代から七十代が中心という。協議会の高山哲男事務局長は「ゴルフでコミュニケーション力も深まる。生涯スポーツにつながる活動にしていきたい」と話し、今後も地道に取り組んでいくことにしている。

 

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