東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 栃木 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【栃木】

古民家をゲストハウスに 足利の繁華街に「わ家」開業

古民家の落ち着いた雰囲気が広がる1階の共同スペースを案内する早川恵理子さん=いずれも足利市で

写真

 旅が大好きでバックパッカーとして国内外を巡ってきた群馬県館林市出身のアルバイト早川恵理子さん(32)が十四日、築百年超の古民家を活用した宿泊施設「ゲストハウス わ家(や)」を足利市雪輪町に開業する。足利織姫(おりひめ)神社と鑁阿(ばんな)寺を東西に結ぶ繁華街の北仲通り周辺に、待望の交流拠点の誕生だ。オーナー初挑戦となる早川さんは「歴史ある街並みと人の温かさがあるこの街なら、きっと旅人に喜んでもらえる」と経営への自信を口にする。 (梅村武史)

 きっかけは二十四歳の時の台湾旅行という。「偶然、泊まったゲストハウスの居心地がすごく良かった。オーナーが楽しそうに働く姿を見て自分もいつか、と思った」。タイ、韓国や国内の東北地方、沖縄県などのゲストハウスを巡り、旅行者の視点から経営ノウハウを学んできた。

 ゲストハウスは旅館業法の一種別「簡易宿所」に当たる。基本は素泊まりの安宿だが、近年は炊事場やリビングなどの共同スペースが旅行者同士や宿関係者らとの交流の場となり、魅力の一つとして評価されている。

 早川さんは、足利市内で衣料品販売のアルバイトをしていた縁で、市職員と知り合い、開業のアドバイスを受けた。北仲通り一角に残る、落ち着いた雰囲気の古民家をゲストハウスに選び、三百万円を借金して水回りなどを整備した。壁などの傷みは父親の協力も得て改修したという。

 一日の宿泊定員は七人。一階に調理施設やテーブル、図書、楽器などが並ぶ共同スペース、約二十畳の二階が寝室。早川さんは「幅広い世代に来てほしい。海外からも大歓迎です」と呼びかけている。

 一泊素泊まり三千五百円(税別)。予約はわ家=電0284(55)6810=へ。

3室合わせて約20畳の2階寝室。必要に応じてふすまで部屋を仕切るという

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報