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【栃木】

気候変動に耐性あり 県南で普及 使用の「とちぎの星」

写真

 「とちぎの星」=写真=は、県南で普及している銘柄「あさひの夢」の弱点を補う後継品種として開発された。暑さ、寒さなど気候変動に耐性があり、病害にも強いのが特徴だ。

 二〇〇二年八月から約九年間、県農業試験場の研究員らが開発に尽力し、新品種の登録申請を行ったのは東日本大震災からわずか三カ月の一一年六月。名には「燦然(さんぜん)と輝く栃木の星になれ」との思いが込められている。

 大粒で粘りが少なく若者に人気の食感。冷めても味が落ちず、すしやにぎり飯にも向くという。日本穀物検定協会の米の食味ランキングでは一七、一八年に特A評価を得ている。

 「栃木のお米が大嘗祭で使われるなんて誇りですね」。宇都宮市のスーパーに勤務する関口真由実さんは、こう顔をほころばせる。店頭に並んでいる「とちぎの星」は売れ筋商品といい、五キロを千八百九十円(税込み)で販売している。顧客からは「甘みがあっておいしい」と評判が高いという。

 関口さんは「農家の励みになる。どんどん作ってもらい、多くの人に食べてほしい」としながら「お店にとっても目玉商品になる。新米が待ち遠しいです」と期待していた。 (梅村武史、蒲敏哉)

 

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