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【栃木】

県内基準地価 LRT整備 JR宇都宮駅東側堅調 下げ止まり感 強まる

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 県は、土地取引の指標となる県内の基準地価(七月一日現在、四百四十七地点)を公表した。県全体では住宅地が二十七年連続、商業地は二十八年連続の下落になった。県内の地価は引き続き下落しているが、下落率は八年連続で前年より縮小しており、下げ止まり感が強まっている。 (北浜修)

 県によると、県全体の対前年平均変動率は、住宅地が0・7%減、商業地は0・6%減。下落率は、前年に比べ住宅地は0・1ポイント、商業地では0・2ポイント、それぞれ縮小している。

 上昇したのは八十地点で前年より十七地点増えた。横ばいは七十一地点で、前年より七地点増えている。

 県の担当者によると、宇都宮市をはじめ県央、県南地域のJR東北線(宇都宮線)沿線を中心に、住宅地の需要が堅調で、商業地も上昇傾向にある。

 これに対し県北や県東地域は住宅地、商業地とも下落に歯止めがかからず、二極化が顕著になっている。

 今年は、工業地の変動率が前年比0・0%と横ばいになり、一九九一年以来、二十八年ぶりに下落から脱した。県央、県南地域で工業地の需要が堅調なことが要因とみられる。

■住宅地

 上位五地点のうち四地点を宇都宮市が占めた。最高価格は、次世代型路面電車(LRT)が整備されるJR宇都宮駅東側の宇都宮市元今泉五の一地点で、一平方メートル当たり十一万六千円。

 市町別では、宇都宮市が前年比0・4%増で二年連続の上昇。小山市、下野市はそれぞれ同0・3%増で、ともに三年連続で上昇した。最も下落したのは茂木町、那須町で、ともに前年比2・6%減だった。

■商業地

 市街地の再開発が進んでいる宇都宮市が、上位五地点を占めた。最高価格は、八年連続の最高価格地点になった池上町の一地点で一平方メートル当たり三十二万円。四位の東宿郷四の一地点は、LRT事業が進むJR宇都宮駅東側にあり、前年比2・7%増だった。

 市町別では、宇都宮市が前年比0・7%増で三年連続、下野市は同1・4%増で五年連続、それぞれ上昇。小山市は同0・3%増で二十八年ぶりに上昇した。最も下落したのは茂木町で前年比3・8%減だった。

住宅地の最高価格地点となった宇都宮市元今泉5−7−14付近

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