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【栃木】

秋の御料牧場 80人が満喫 御紋章入り馬車や厩舎見学

キクの御紋章が入った外交団接待用の馬車の説明を受ける人たち=御料牧場で

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 宮中晩さん会や皇室の日常の食事向け食材、ヒツジ、ニワトリなどを育てている宮内庁御料牧場(高根沢町、芳賀町)の一般公開が二十六日行われ、県内外から訪れた約八十人が、秋の草原を楽しんだ。

 この牧場は明治初期、大久保利通が羊毛産業の振興を目指し、ヒツジを輸入して千葉県内に種畜場を設けたのが始まり。一九六九年に現在の場所に移転した。開かれた皇室を目指し、二〇一六年秋から一般公開している。

 ウマや乳牛、ブタや野菜類が育てられており、標高約百五十メートルに約二百五十二ヘクタール(東京ドーム五十四個分)の広さを持つ。ウマは、外国大使が天皇に信任状を奉呈する際、東京駅前から乗る馬車をひくなど皇室ゆかりの行事のために育てられている。

 貴賓館もあり、上皇ご夫妻はじめ、天皇ご一家が滞在され、野菜類の栽培にも携われることもある。

 この日は、抽選で選ばれた人たちが、厩舎(きゅうしゃ)でウマと触れ合ったり、外交団接待で使われる馬車などの説明を受け、バスで乳牛舎や豚舎を見学した。

 宇都宮市から来た無職鈴木保男さん(76)は「初めて来ましたが素晴らしい雰囲気」と感動した様子。妻照子さん(74)も「広々として自然が豊かですね」と森林を眺めていた。

 一般公開は二十七日も行われる。 (蒲敏哉)

声をかけると寄ってくる人懐っこいウマ

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