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【栃木】

<小森信道の東奔西走 自転車レース取材記>パンクで首位守れず 逆転信じ 最後まで

パンクからレースに復帰した岡選手は、先行するアウラール選手を猛追したが届かず。個人ランキング2位に順位を落とした=22日、広島県三原市で

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 自転車ロードレースの国内ツアー戦、Jプロツアー(JPT)の第十八戦「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が二十二日、広島県三原市の県立中央森林公園で開催された。

 JPTの中で最もグレードが高く、付与ポイントが大きいプラチナにランクされ、結果次第で年間ランキングに大きな変動を生む可能性がある、終盤戦の重要レースのひとつである今レース。

 岡篤志選手が個人ランキング首位の宇都宮ブリッツェンは、その首位を守り抜くことが最優先。岡選手は同二位でマトリックスパワータグのオールイス・アウラール選手をマークし、残る選手で勝利を目指してレースに臨んだ。

 レースは序盤にできた八人の逃げ集団に増田成幸選手が入り、残る選手はメイン集団内で脚を温存する展開。レースはそのまま、終盤まで進んでいった。

 終盤となる十周目に入ると、メイン集団からアウラール選手がチームメートとともに攻撃を開始。ブリッツェンも岡選手と堀孝明選手が反応して追走集団を形成したが、ここで岡選手がまさかのパンク。堀選手がすぐに自身の車輪を差し出し、岡選手はレースに復帰したが、アウラール選手からは遅れてしまった。

 その後、岡選手は懸命に追走したが届かず、七位でフィニッシュ。先頭集団で逃げ切り勝利を狙った増田選手も、単独で複数人をそろえるチームを相手にせざるを得ず、五位に終わった。

 この結果、個人ランキングはアウラール選手が首位、岡選手は二位に。ひとつのトラブルで、目標を果たせない悔しいレースになった。

 ただ、アウラール選手と岡選手のポイント差はわずか。残りレースでの逆転を信じ、最後まで戦い抜いてほしい。

<レース概要> 53回目の開催を迎える、JPTでも権威ある大会。今年は、1994年のアジア大会でも使用された広島県立中央森林公園の12.3キロのコースを13周する159.9キロで開催された。

 

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