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【栃木】

華厳の滝初ライトアップ 16日から8日間 生態系に影響なければ来年も

 日本3名瀑(めいばく)の一つ「華厳の滝」(日光市)が16日から初めて夜間にライトアップされる。8日間限定の試行で、地元側は生態系に悪影響がないことを確認できれば来年以降も行いたい考えだが、実現するかどうかは流動的だ。それでも地元は「自然保護と両立させ、暗闇に浮かぶ神秘的な滝を楽しんでほしい」と冬季の観光客確保策として期待を寄せている。

 発光ダイオード(LED)の投光器を設置し、白い光でシンプルに滝を照らして幽玄さを演出する。各日午後5時〜7時。

 華厳の滝は中禅寺湖の水が高さ97メートルの岸壁を落ちる壮観さが魅力。紅葉の時季を頂点に、冬の来訪者が減ることが悩みだった。

 ライトアップ構想は以前からあったが、日光国立公園内の特別保護地区のため工作物設置などに厳格な規制がある。周辺に生息するハヤブサやニホンカモシカなどへの悪影響も懸念された。

 今回は観光業者らでつくる奥日光冬季活性化推進協議会が、照射時間を最低限にすることなどで環境省から許可を得た。生き物に異常がないかどうかを専門家の協力を得て調査。結果を見て来年以降の実施や期間延長の可否を検討する。

 協議会の星野仁志会長(66)は「できるだけ環境にストレスを与えない方法を模索した。冬の奥日光を元気づけたい」と意気込んでいる。

 

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