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【栃木】

「日本女性会議」断念 次期開催地、愛知・刈谷のNPO 佐野市へ友情のボランティア

日本女性会議について意見を交わす佐野市と刈谷市の関係者=佐野市役所田沼庁舎で

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 台風19号による甚大な被害のため、十月下旬に予定していた日本女性会議の開催を断念した佐野市に、次期開催地の愛知県刈谷市から関係団体のNPO法人「愛知ネット」のメンバーが訪れ、泥の除去や災害ごみの運び出しなどのボランティア活動をした。

 メンバー十人が週末の九、十の両日、秋山川の氾濫で被害が大きかった佐野市大橋町に入り、復旧活動に汗を流した。また、「被災者のために役立ててください」と寄付金五十万円を岡部正英市長に託した。

 ボランティア経験が豊富な米田正寛(こめだまさひろ)さん(64)は「ぬれたベッドで一カ月近く過ごしている高齢者がいた。SOSを出せない人が取り残されており、復旧速度に差が出ていることを実感した」と振り返った。

 十一日は佐野市役所田沼庁舎を訪れ、佐野大会の中核メンバーや市職員らと懇談。男女共同参画ネットワークさのの川久保紀久子会長(79)は「人生百年時代と絆をテーマに三年間準備してきた。われわれの思いをつないでもらいたい」と要望。愛知ネットの天野竹行理事長(54)は「佐野市の無念を酌んだイベントにしたい。『女性の防災』の視点も取り入れたい」と話した。

 刈谷市は人口約十五万人。トヨタ自動車のグループ企業が集積するものづくりの盛んな地域。来年十一月十三〜十五日の予定で、テーマは「かけがえのない“わたし”を生きる〜ものづくりのまちから発信〜」。 (梅村武史)

復旧作業に汗を流す「愛知ネット」のメンバー=佐野市で(愛知ネット提供)

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