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【栃木】

「とちぎの星」いかが 大嘗祭「斎田」のある高根沢の新米

「おいしい」と振る舞われたおにぎりを試食して笑顔の買い物客=いずれも高根沢町で

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 皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」に合わせ、祭祀に使われる「とちぎの星」の新米が収穫された「斎田」がある高根沢町で14日、同町産とちぎの星の特別販売会が開かれた。買い物客には新米のおにぎりも振る舞われ、町の農業関係者は「おいしい栃木のコメを広く知ってもらうきっかけになれば」と期待をにじませた。 (小川直人)

 販売会はJAしおのやの直売所「たんたんプラザ光陽台」であり、町主催でJAしおのやの協賛。店舗前の特設売り場には、新米二キログラム入り(八百円)百袋と試食用おにぎり=写真=二百個が用意された。午前十時の販売開始前に三十人ほどが列を作った。

 先頭に並んだ宇都宮市の池田君子さん(70)は「新潟のお米を取り寄せていたが、大嘗祭に選ばれたため買いに来た。試食させてもらったが、おいしかった」と笑顔を見せた。小山市から買いに来た神谷佳久さん(68)は「ふるさと栃木のコメが注目されるのはうれしい。親戚らにも配りたい」と買い求めた新米を運んだ。

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 「粒が大きくて甘い」「何もつけなくてもおいしいね」などと、おにぎりを試食した買い物客らの評判は上々だった。

 とちぎの星は、県農業試験場が育成した県オリジナル品種で、気候変動や病害などさまざまな困難に打ち勝ち、燦然(さんぜん)と輝く栃木の星になってほしいと名付けられた。暑さや病害に強いのが特徴で、しっかりした大粒で冷めてもおいしく、おにぎりやすし、丼物にもよく合うという。町産業課の水井剛芳課長は「より多くの人に食べてもらいたくて企画した。粒が大きく冷めてもおいしいので、自信を持って薦められる」と太鼓判を押した。

 直売所のコメの販売はコシヒカリが中心だった。斎田に決まってからとちぎの星の販売を始めたが、売れ行きは順調という。JAしおのや高根沢地区営農生活センター長の鈴木良弘さんは「管内は鬼怒川など清流の良い水に恵まれ、おいしいコメができる」などとPRしていた。

◆「大嘗宮の儀」参列の福田知事「後世の県民に伝えたい」

 大嘗祭に当たり、福田富一知事は14日午後、「天皇陛下の御代替わりに、新たな時代の幕開けとなる大嘗宮の儀に参列する。悠紀地方に選ばれた県の代表として、その場に身を置く者として、この儀式を後世の県民にも伝えられるよう記憶にとどめて参りたい」とのコメントを出した。

大嘗祭の斎田に選ばれた高根沢産をアピールした特別販売会場

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