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【栃木】

県の魅力度、低迷続く 全国43位 宇都宮の餃子や益子焼もあるのに…

「選ばれる栃木」に向けて委員らが意見交換した会議=宇都宮市で

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 民間シンクタンクのブランド総合研究所(東京)による「地域ブランド調査2019」の「都道府県魅力度ランキング」で、県の魅力度ポイントは前年より1.2上げて12.5と過去最高だった一方、順位は47都道府県中43位にとどまった。県公館(宇都宮市)であった「とちぎブランド力向上会議」の2019年度第2回会合では、委員から市町のブランドが県の認知度に結びつけられていないなど厳しい指摘が相次いだ。 (北浜修)

 会議は観光客や企業の誘致、県産品の販売、移住促進などすべての分野で選ばれることを目指し、県が一六年度から開いている。今回は十四日にあり、県内外の企業や経済団体、観光、大学関係者ら約二十人の委員が参加した。

 都道府県魅力度ランキングで、これまで順位が最も上位だったのは一五年の三十五位で、ポイントは12・2。今年のポイントは一五年当時を上回ったが、順位は届かなかった。一位と最下位のポイント差も縮まっており、北村一郎副知事は「地域間の競争が激しくなっている」との見方を示した。

 地域ブランド調査は、全国の千市区町村も対象にしている。市区町村魅力度ランキングは日光市が上位の常連で、今年は十位。ご当地グルメ認知度ランキングでは、「餃子(ギョーザ)の街」を掲げる宇都宮が一位。いずれも上位にランキングしている。

 調査結果を踏まえ、委員からは「宇都宮の餃子や、益子焼など市町のブランドが、県の統一的なイメージにつながっていない」との指摘があった。さらに「北関東三県と埼玉県を含めた広域でブランド力を底上げするしかない」との提案や、「県にこだわると地域を見失う。市町を前面に出し、県(の認知度)は後から上げればいい」との指摘もあった。

 県は、一六年度から五年間の県重点戦略で「二十五位以内」を目標に掲げている。委員の意見を踏まえ、北村副知事は「『選ばれる栃木』がわれわれの柱であり、引き続き検討していく」と、ブランド力向上に取り組む姿勢を示している。

 

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