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【栃木】

マヌルネコのエル&アズ 神戸へ旅立ち 那須どうぶつ王国入園者からお別れメッセージ

神戸に移送されることになったエル(右)とアズ(那須どうぶつ王国提供)

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 那須どうぶつ王国(那須町)の人気者マヌルネコの「エル」(雄)と「アズ」(雌)の2匹が、繁殖などを目的に姉妹園「神戸どうぶつ王国」(神戸市)に移送されることになった。2匹の展示は24日まで。園内に用意されたボードに、入園者からお別れのメッセージが寄せられている。 (小川直人)

 二匹は昨年四月二十二日、那須どうぶつ王国の父親「ボル」(五歳)と母親「ポリー」(四歳)の間に生まれた。誕生時は一一〇グラム程度だった体重も、エルが四・七七キロ、アズが四・二二キロとほぼ大人の体格に。やんちゃぶりは影を潜め、おとなしくなったという。

 マヌルネコはイランやモンゴルなど中央アジアに生息する。体長は五〇〜六五センチになる。ネコ科の動物では最も古い種で「マヌル」はモンゴル語で「小さいヤマネコ」の意味がある。

 昨年七月に公開が始まった。同八月に名前の公募で、モンゴル語で健康や幸福を意味する言葉から「エル」と「アズ」に決まった。フワフワな毛と愛らしい表情で人気を集め、園内の展示エリアに三百メートルもの長蛇の列ができたこともあったという。

 マヌルネコの展示園は同園や上野動物園(東京)など全国で六園しかない。展示する園の数を増やし、多くの人に見てもらうことも移送される目的の一つ。神戸では相手を迎えるなどして繁殖を目指す。

 園内のボードには「神戸でも元気でね!」「エル・アズ、ありがとう」といったメッセージが書き込まれている。担当の飼育員は「神戸で多くの人に見てもらい、マヌルネコの存在を知ってもらうきっかけになれば。両親のボルとポリーをこれからもよろしく」と話していた。

お別れのメッセージが寄せられているボード=那須町で

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