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【栃木】

宇都宮市予算案、治水・雨水対策など重点 一般会計1.6%減2130億円

 宇都宮市は十四日、二〇二〇年度当初予算案を発表した。一般会計は二千百三十億円で前年度から1・6%の減少となった。主な事業では、昨秋、台風19号により、市内では田川が氾濫するなど大きな被害が出たため、治水・雨水対策を充実させた。

 また、ICT(情報通信技術)を生かした街づくりにも積極的に取り組む。佐藤栄一市長は「総合的な治水・雨水対策のほか、安心・安全、子育て・教育など、未来都市の実現に向けて編成した」と話している。

 治水・雨水関連では、台風19号を上回る降雨を想定した対策に乗り出し、人的被害の防止を目指す。

 具体的な事業としては、河川の水門を適正に管理し、修繕・更新を進めるほか、河川へ入る流量を抑制するため、公共施設などに雨水貯留タンクなどを新たに設置する。消防活動にドローンの導入も図る。関連事業は十八億円に上る。

 台風19号での被害対策では、一九年度も下水道施設の復旧、河川の調査などの補正予算を計上してきた。

 ICT活用の推進では、保育所入所業務でAI活用の実証実験をスタートするほか、外国人住民の申請・手続きを円滑にするため、タブレット端末を行政窓口に配置し、音声翻訳アプリでの通訳支援を拡充する。

 農業分野にも導入を進め、ICT機器を用いたイチゴ、トマトなどの品質向上に向けたモデル事業も支援する。

 一方、現在、宇都宮駅東口から東側へ整備が行われているLRT(次世代型路面電車)に関連しては、鬼怒川橋りょう工事、車両製造などに百二十七億円を盛り込んだ。宇都宮駅西側での事業化に向けた調査も実施する。 (原田拓哉)

 

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