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【栃木】

新型コロナ 県内初感染「陰性の人が陽性に」 クルーズ船下船の女性 知事が国に苦言

県内初の感染確認を受けて記者会見する福田知事=県庁で

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 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった県内在住者が新型コロナウイルスに感染していることが確認された二十二日夜、県庁で記者会見した福田富一知事は「陰性で下船した人は問題ないとの判断だったはず。一歩踏み込んだ対応を求めたい」と国に苦言を呈した。 (北浜修)

 県内在住者の感染が確認されたことを受けて、県は同日午後九時から、県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、対応を協議した。同日午後九時四十五分からの記者会見で、感染者は「ダイヤモンド・プリンセス」を今月十九日に下船した県内在住の六十代無職女性と公表した。

 女性は、下船前の検査では陰性とされた。帰宅後の二十一日に三八・七度の発熱があったため二十二日、県南健康福祉センターに相談した。県内の医療機関を受診した結果、肺炎を発症しており、県保健環境センターの検査で、同日午後七時ごろにウイルス感染が確認されたという。

 会見に臨んだ福田知事は「陰性の人が再度検査の結果、陽性に転じるということが起こった。今回と同じようなケースが発生する可能性がある」との懸念を示した。その上で「下船して帰宅した人へ、いま一歩踏み込んだ対応を国に求めていきたい」とした。

 県によると、下船した県内在住者は、女性を含め七人。女性は、七十代の夫と二人で乗船していた。夫を含め、他の六人に症状は確認されていない。夫は「濃厚接触者」であるため二十三日に検査した結果、陰性と分かった。

 県は、県内五カ所の広域健康福祉センターや宇都宮市保健所に相談窓口を設置、「風邪やインフルエンザ対策と同様に、一人一人がせきエチケットや手洗いなど感染症対策に努めてほしい」と呼び掛けている。

 

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