東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

町田リス園30周年 障害者、生き生き働く場に

開園30周年となる町田リス園=町田市で

写真

 町田市の代表的観光施設、町田リス園(金井町)は今月で開園三十周年。市が障害者雇用の受け皿と位置付けてきたこともあり、来園した人たちと触れ合いながら、障害者が生き生きと働く場となっている。 (松村裕子)

 NPO法人町田リス園が運営し、現在は知的障害者ら二十人が働く。年代は二十〜六十代と幅広く、開園当初から働く人もいる。リスやウサギなどの動物の飼育に直接関わることはないが、放し飼いエリアの二重ドアの開閉、切符切り、えさの販売や袋詰めなどを受け持っている。

 ウサギのえさを売る男性は話し好きで、積極的に来園者に「いらっしゃいませ」と声をかける。ケージを水洗いする女性は「夏は暑いし、こするのは大変」と話すが、意欲的に作業していた。

 友人と訪れた市内の会社員新堂真弓さん(33)は「ここは友達が来ると案内する。障害のある人が一生懸命仕事をしていて、こんな場所があるのはいいと思う」と話した。

 リス園は、一九八八年に伊豆大島のリス村からリスを譲り受けて開設。二万五千平方メートルの敷地があり、放し飼いにした約二百匹のタイワンリスやウサギにえさを与えることができる。外国人にも人気で、年間の来園者は約十七万人。

 三十年記念で、八日は小学生以下の入園を無料にする。通常の入園料は大人四百円、三歳以上の子ども二百円。毎週火曜休園だが、七日まで園内整備のため休園。来園者の増加は働く障害者の収入につながるため、樋口健治園長は「さらに増えてほしい」と期待している。

ウサギやモルモットのケージを洗う障害者=町田リス園で

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報