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【東京】

トイレをアートで明るく 豊島でワークショップ 児童が背景塗り

「アートトイレ」の背景になる色を塗る地元の子どもたち=豊島区長崎で

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 豊島区長崎の区立長崎2丁目第2児童遊園で、子どもたちがトイレの壁に絵画を描くアートトイレワークショップが行われた。 (宮崎美紀子)

 同区は二〇一七年度から三年間で区内八十五カ所のトイレの建て替え、改修を進めている。そのうちの約三十カ所がアーティストと子どもたちが絵を描く「アートトイレ」になる。ワークショップには長崎学童クラブに通う小学二年生と四年生の十人が参加。新築のトイレの壁に壁画の背景になる塗料を塗り「楽しかった」「うまくかけた」と笑顔を見せた。この上に壁画アーティストが絵を描いて年内に完成させる。

 デザインは同区在住の漫画家・織田博子さんが、近くの商店街の居酒屋やパン屋、英語教室の先生らに話を聞き、描き上げた。「トイレの壁画を依頼されたのは初めて。商店街の人たちの顔だけではなく街の歴史も描いているように感じました。みなさんに『自分たちが作ったトイレだ』と思ってもらえれば」と織田さん。長崎二丁目町会の樋口冨士雄会長(68)は「とてもいいね。汚くて暗い公園のトイレは、親も使うのを勧めなかった」と話していた。

 豊島区は住宅地の小さな公園を地域の人たちと再生するプロジェクトも始めている。この公園もその一つ。トイレをきっかけに、愛される公園に生まれ変わることを地元の人たちは期待している。

漫画家の織田博子さんが商店街を取材して描いたアートトイレのデザイン

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