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【東京】

どんど焼き 無病息災願う 府中と狛江で

 正月飾りなどを焼く小正月の伝統行事「どんど焼き」が府中市と狛江市であり、大勢の地元住民らが燃え上がるやぐらを見守りながら、無病息災を願った。 (松村裕子、花井勝規)

◆府中 多摩川緑地で300人見守る

大勢の地元住民が見守る中、燃え上がるやぐら=府中市で

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 府中市では十四日、押立町の多摩川緑地であり、高さ十二メートルのやぐらが燃え上がる様子を約三百人が見守った。

 やぐらは竹とわらを使い、中学生を含む地元住民約百人が一日がかりで組み立てた。直径七メートルで、中は空洞。午前八時に点火すると、パンパンと竹のはじける音をたて、わずか三分で焼け落ちた。集まった家族連れは残り火でもちを焼いて味わった。

 市内の小学三年三部和史君(8つ)は「熱くて、大きな音がして迫力があった。もちを食べたので、野球を頑張れそう」と話した。

 自治会など地元の各種団体でつくる押立文化センター圏域コミュニティ協議会の主催。約四十年前に、約二十年途絶えていたどんど焼きを復活した。高木孝会長(78)は「地元の行事を残したい」と語った。

◆狛江 高さ20メートル超 「オー」市民歓声

 狛江市では13日、「こまえ初春まつり」の関連イベントとして、多摩川緑地グランドで開かれた。

 狛江市ボーイスカウト連絡協議会の主催。ボーイスカウト関係者らが手分けして青竹と縄で巨大な円すい形状のどんどや(小屋)を組み、多摩川の河原に生えていたカヤで全体を覆った。小屋は幅約5メートル、高さは20メートル超。

 神事の後、市民が持ち寄った松飾りやしめ縄などと一緒に火を付けた。どんどやが炎に包まれると、周囲の市民らが「オー」と歓声を上げた。

 35年ほど前からどんど焼き行事に関わっている市ボーイスカウト連絡協の服部英広会長(77)は「昔は市内の多くの地域でどんど焼きはあったが、煙への苦情や会場難などでその多くは行われなくなった。無病息災を祈り、今後も続けていきたい」と話した。

 

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