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【東京】

青梅「ウメの里」再生願って植樹 10年前、ウイルス感染で壊滅的被害

ウメの木を植樹する(手前左から)浜中啓一市長、石田通野理事長ら=青梅市で

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 ウイルス感染で壊滅的な被害を受けた青梅市のウメを再生させよう−。観梅の一大名所だった市梅の公園で29日、ウメの里復活の願いを込めて、ウメの若木の植樹式が行われた。再生に向けて寄付をした多摩地域などの税理士団体の会員ら約20人が参加、ウメの成長を願った。 (服部展和)

 参加したのは、都内の税理士らでつくるNPO法人「モア・グリーン税理士の森基金」(渋谷区)と多摩地域の税理士会。同基金は、ゴビ砂漠や東日本大震災の被災地の緑化に取り組んできた。青梅市には昨年、約百五十万円を寄付。公園や畑へのウメの植栽に充てられる。

 植樹式で基金の石田通野(みちの)理事長は「(再生の)一部にしかならないが、私たちの気持ちを届けたい」と浜中啓一市長に目録を手渡した。

 浜中市長から感謝状が贈られた後、参加者たちは、白い花の中心部が淡い緑色になる「大輪緑萼(たいりんりょくがく)」など高さ三〜四メートルに育った五種類のウメの木を植えた。

 市内では二〇〇九年四月、プラムポックスウイルス(ウメ輪紋ウイルス)の国内初感染が確認され、感染拡大を防ぐために梅の公園の全約千七百本を含む四万本近くが伐採された。一六年十月に一部地域で再びウメの植栽が可能となり、市や農家などが再生に取り組んでいる。園内には、これまでに約千二百本が植えられた。

 

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