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【東京】

LGBT スポーツで理解を 東京レインボーマラソン 来月2日、昭和記念公園

東京レインボーマラソンへの参加を呼び掛けるポスター(株式会社スポーツワン提供)

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 LGBTなど性的少数者への理解を広めるチャリティーマラソン大会「東京レインボーマラソン」が三月二日、国営昭和記念公園(立川市、昭島市)で開かれる。共催団体の「プライドハウス東京コンソーシアム」によると、市民マラソンとしては全国初の試み。代表の松中権(ごん)さん(42)は「当事者も、そうでない人もスポーツを通じて知り合い、身近に感じてもらえれば」と広く参加を呼び掛けている。 (竹谷直子)

 大会は、マラソンへの関心が高まる波及効果を狙い、開催日を東京マラソンの前日にした。親子で気軽に参加できる二キロのファミリーランや、ハーフマラソンなど五種目を実施。元バレーボール選手で、同性愛を公表した滝沢ななえさんが参加する。当事者や、LGBTへの理解・支援者であることを示す「ALLY(アライ)」のアスリートのメッセージビデオも公開予定だ。

 「プライドハウス東京」は、二〇二〇年東京五輪・パラリンピックを機に多様性への理解を促そうと、二十八の団体と個人で発足した。

 世界的には、一〇年バンクーバー冬期五輪から始まった取り組み。スポーツの国際大会の開催都市に開設されることが多い。「東京」は、LGBTの交流や情報発信を行う期間限定施設の設置を目指し、関連イベントも実施している。東京五輪後に常設のLGBTセンターを設置するのが目標で、今大会のチャリティー目的には開設費の確保も含まれる。

東京レインボーマラソンについて話す松中さん=都内で

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 スポーツの分野で当事者らの動きが活発なのは、LGBTへの理解が進んでいないことの裏返しでもある。米国で年少のLGBTを支援する非営利団体「GLSEN」が二年ごとに実施している「全米学校環境調査」では、当事者の生徒が「体育」を避ける傾向があるという。

 日本でも、スポーツ界でカミングアウトする人は少なく、自身も同性愛を公表している松中さんは「日本のスポーツ界が閉鎖的であることを示している」と指摘。大会に向け「応援したい人は気軽に参加してほしい」と語った。

 参加費はハーフマラソン五千円など。参加賞として、虹の色の中から一色を選べるTシャツがもらえる。参加登録は二十四日までに「東京レインボーマラソン」のホームページで。

 

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