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【東京】

特養に手編み靴下カバー 南小岩の吉田さんら30年目の寄贈

瑞江特別養護老人ホームで、利用者に靴下カバーをプレゼントする吉田さん(左から2番目)=江戸川区で(区提供)

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 江戸川区内で手芸教室を開いている吉田春恵さん(71)=南小岩=と、その生徒らが、区内の5カ所の特別養護老人ホームで、利用者に身体の熱を逃がさない手編みの靴下カバーをプレゼントした。

 寄贈を始めて30年目。今年は10人で約350足を編んだ。かかる時間は一足当たり7時間ほど。純毛の毛糸で編んでおり、保温効果は抜群で、着脱しやすい形状が喜ばれている。

 今月6日に訪れた「瑞江特別養護老人ホーム」(瑞江1)には約80足を持参。利用者はカラフルな靴下カバーを見るなり、「わあ、すてき!」と笑顔になった。吉田さんは「寒い日が続くので、温かくして」などと、一人一人に声をかけながら手渡した。

 受け取った園田和子さん(79)は「手作りのものは本当にうれしい。履いたら温かそう」と感謝した。

 吉田さんは「30年も続けてこられたのは私が元気でいられるから。この元気は、『ありがとう』と声をかけてくれる高齢者の皆さんからもらっている。命ある限り、作り続けていきたい」と語った。吉田さんは、阪神大震災や東日本大震災の際も、被災地の特養施設に靴下カバーを寄贈してきた。 (井上幸一)

 

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