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【東京】

外国人ニッコリ三味線体験 荒川線沿線プロジェクト 第1弾を実施

倉橋勝さん(左)に三味線の弾き方を習うイアン・ラードさん(中)と、ジョン・マリガンさん=荒川区で

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 都交通局は、荒川、北、豊島、新宿の四区を走る都電荒川線(三ノ輪橋−早稲田)の魅力を外国人に発信しようと、「沿線の暮らし」を体験してもらうプロジェクトを始めた。十八日には第一弾として、荒川区の三味線専門店「三味線かとう」(東尾久六)で、英国人男性二人が三味線の演奏を楽しんだ。

 プロジェクトは先月から受け付けを開始。現在、ミニチュアフード制作や、ミシンを使っての信玄袋(巾着袋)作りなど、日本の文化や生活を楽しめる七つの有料プログラムが沿線の施設で用意されている。

 この日、荒川線の線路脇の「三味線かとう」を訪れたのは、日本で働いているイアン・ラードさん(37)、ジョン・マリガンさん(23)。まず、加藤金治社長(71)から、三味線の歴史や制作工程の説明を受け、「一つ作るのに要する日数は?」「どのぐらい種類があるの?」など、熱心に質問をしていた。

 この後、店三階の和室で従業員の倉橋勝さん(43)から、演奏の手ほどきを受けた。ラードさんは「ギターをプレイするけど、とっても良く似ているね」、マリガンさんは「日本の伝統は、興味深い」と、いずれも初めて手にした三味線に楽しげ。正座はややつらそうだったが、三十分ほどで「さくら さくら」が弾けるようになった。

 来店する外国人に「最低限の英語で語りかけている」というフレンドリーな加藤社長は、「喜んでもらえてよかった」と笑顔。都交通局の担当者は「体験をきっかけにレトロな電車に乗っていただき、外国人観光客にその魅力を感じてもらえたら」と期待し、体験場所も増やしていく方針。

 詳しくは、「TODEN LIFE TOURISM」のホームページへ。 (井上幸一)

 

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