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【東京】

<東日本大震災8年>[日比谷公園]追悼 被災地に思い寄せ

献花台で手を合わせる「ピースオンアース」の来場者=千代田区の日比谷公園で

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 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から八年の十一日、犠牲者を悼む集会や大規模な災害に備える訓練などが、都内各地で行われた。被災地の復興の歩みや、原発の再稼働が進むエネルギー問題などをあらためて考える一日になった。

  ◇◇◇

 千代田区の日比谷公園では、追悼の思いを込めた歌やトークの恒例イベント「311未来へのつどい ピースオンアース」が催された。震災発生時刻の午後二時四十六分に来場者が黙とうをささげ、都心からも被災地に思いを寄せた。

 「震災を忘れないためにここに来た」と話したのは、ボランティア仲間とともに足を運んだ明治学院大一年の川村浩基さん(18)=江東区。関東の大学生と東北の子どもたちの交流活動「僕らの夏休みProject」に参加し、岩手県宮古市で活動している。現地を八回訪れたという四年の宮寺杏奈さん(22)=埼玉県ふじみ野市=は「震災の経験がない子も増えているが、継続して子どもたちに寄り添いたい」と話した。

 会場には献花台が設けられ、花を供えて手を合わせる人の姿があった。初めて訪れたというフリーターの女性(30)=稲城市=は「毎年、自分がいる場所で黙とうしてきた。変わらない日常があることに感謝です」と話した。

 会場では環境に優しい自然エネルギーの活用をアピール。客席の屋根に軽量化したソーラーパネルを設置し、楽器演奏や照明に使う電力をまかなった。メーカーによると、パネルの重量は従来の三分の一で、簡素な構造の建物にも取り付けられ、コスト削減につながるという。この日は好天に恵まれ、発電は好調。来場者が自然由来の音に耳を傾けた。 (渡辺聖子)

 

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