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【東京】

ドローン自動航行 杉並区が実証実験 災害時情報収集など想定

自動航行のデータを表示したタブレットと使用したドローン=杉並区で

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 杉並区がオープンデータとして公開した高精度の地形情報を活用し、小型無人機ドローンを自動で飛ばす実験が十九日、区立桃井原っぱ公園であった。区などは、将来的に災害時の情報収集や救援物資の運搬での利用を想定している。

 この日の実験は、地形情報のデータを加工し、公園の広場に架空の建物二棟を想定。飛ぶルートも自動で設定し、ドローンが建物を避けて飛ぶかどうかをみた。

 活用したのは、区が航空レーザー測量で得た区内全域の建物や樹木などの高さのデータで、二十五センチ四方のメッシュという公共測量では最も高精度のもの。高層の建物が多い都市部では、ドローンの自動航行は難しいとされるが、高精度の地形情報があると可能になるという。

 区内の測量・建設コンサルタント十社でつくる都市再生調査事業協同組合から実験の申し出を受け、今年三月に区が協定を締結。実験には組合から依頼を受け、ドローンの管制システムのソフトウエア作製を手掛ける「トラジェクトリー」(中央区)も参加した。

 同組合は今年六月ごろには、福島ロボットテストフィールド(福島県南相馬市)で、より広範囲に飛ばす実験を計画している。 (渡辺聖子)

 

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