東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 東京 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【東京】

「シアター36○」改装オープン 上野・国立科学博物館

深海映像の上映風景(国立科学博物館提供、海洋研究開発機構協力・映像提供)

写真

 台東区の国立科学博物館(上野公園)の「THEATER(シアター)36○(サンロクマル)」が今月、リニューアルオープンした。プロジェクターなどの設備を更新し、映像はより鮮明に。新たに深海を映した作品も追加した。ネーミングライツで名称は「イセ食品 THEATER36○」となった。 (井上幸一)

 球体のシアターは、ブリッジに立つと、三六〇度、全方位に映像が映し出され、独特の浮遊感を味わえる。二〇〇五年の「愛・地球博」の長久手日本館にお目見えし、〇六年に科博に移設された。年間五十万人が観賞する人気施設だが老朽化したため、上映システム、プロジェクター、スピーカーの交換などを行った。また、外国人観光客の増加に伴い、小型の受信機で英語、中国語、韓国語の放送も楽しめるようにした。

 今回、宇宙や恐竜などをテーマにした従来の六つの映像に追加されるのが「深海−潜水艇が照らす漆黒のフロンティア」。「しんかい6500」などで水深一〇〇〇メートルの駿河湾や同一五〇〇メートルの沖縄トラフの海底に到達し、特殊な全球、半球カメラで撮影した作品だ。海底にいるような臨場感で、深海の特異な生態系に接することができる。

 独立行政法人の文化施設のネーミングライツは初めて。国内シェアトップの鶏卵メーカー・イセ食品(本社・埼玉県鴻巣市)が四年間、社名をシアターに冠する。シアターは日本館地下一階。映像を二本組み合わせて上映し、時間は十分ほど。常設展の入館料金(一般・大学生六百二十円、高校生以下・六十五歳以上は無料)で観賞できる。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報