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【東京】

<統一地方選>三鷹市長選 市庁舎建て替えで激論 出馬予定2人が公開討論

公開討論終了後、報道陣の求めに応じて握手する、(左から)河村、清原両氏=三鷹市で

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 二十一日投開票の三鷹市長選に立候補を表明している現職の清原慶子さん(67)と前副市長の河村孝さん(65)による公開討論会(三鷹青年会議所主催)が三月三十一日夜、市内で開かれた。争点となっている市役所本庁舎・議場棟などの建て替え問題で、推進の清原さん、反対の河村さんがそれぞれの立場から発言し、白熱した議論を展開した。 (花井勝規)

 河村さんは「二百億円の市役所建て替えをストップしたい。市内の主要施設は既に一定の耐震性、安全性は確保されている。なぜ急ぐのか。保存しながら改修するやり方もある。立ち止まって考えるべきだ」と問題提起。将来の市役所像について、近隣住区単位の分散ネットワーク型の考え方を披露し、「市民が年に一、二回しか行かない今の市役所を前提に、一・五〜二倍規模のものをつくるのはおかしい」と批判した。

 これに対し清原さんは「これまで子どもたちの施設を最優先に公共施設の耐震化を進めてきた。市庁舎は震災時など、いざという時の対応が十分にできる耐震性は確保できていない」と理解を求めた。建て替えコストについて清原さんは「効率的、効果的な建て替えをするのは当然」と抑制の方針を強調。「二百億円もかけるつもりはないが、たとえ百五十億円かかったとしても、いきなりその年に歳出するわけではない」とし、低利の市債の起債などで一般財源への影響を極力抑える考えを示した。

 建て替えの場合の費用捻出策について河村さんは、定期借地権などを利用した豊島区役所などの先行例を挙げ、「資産活用を利用すればゼロ円で(建て替えは)できる。(浮いた)予算は福祉・教育面に回せる。市の財政改革はそこから始まる」とたたみかけた。

 これに対し清原さんは、JR三鷹駅から距離のある三鷹市役所の立地面や建築基準法の制限などへの観点から、都区部の先行例を三鷹市に当てはめるのは「困難」と反論した。

 

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