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【東京】

土方歳三没後150年 来月、新作能を初演 能楽師・山中さんが秘話語る

新作能の衣装を披露する山中さん=日野市で

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 日野市出身の新選組副長、土方歳三の没後百五十年を記念し、能楽師山中〓晶(がしょう)さんが土方を主人公に書き下ろした新作能が命日の五月十一日、市民会館で初演される。今月六日夜、土方ゆかりの日野宿本陣でプレイベントがあり、山中さんが土方をイメージした舞台衣装をお披露目し、新作能の制作秘話を語った。

 山中さんは、新選組の研究家二人とのトークで、娘の夏休みの自由研究で新選組を調べるため一緒に日野宿本陣を訪れたとき、「ここにふと土方が現れそうな感じがして作品ができた」と明かした。

 土方が死んだ直後に恋人のもとに現れ、経験してきた戦いを語るという粗筋を紹介。自ら演じる土方の衣装を着て「土方の写真からイメージしたが、ブーツは能舞台では履けないので、土方が生きた幕末の長ばかまで足を隠すことにした」などと解説した。

 プレイベントには二十余人が参加し、市内の小安宏さん(75)は「新作能は斬新な感じで土方の持ち味とうまくマッチすると思う。楽しみだ」と話した。

 二十日午前十時半から、市立日野第一小で山中さんが、児童向けに新作能を含め能について実演を交えて解説する特別講座も一般公開する。

 新作能の公演は午後三時から。入場料は大人三千円、高校生以下千円。問い合わせは市文化スポーツ課=電042(514)8462=へ。 (松村裕子)

※〓はしんにょうに牙

 

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