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【東京】

カヌーに親しむ憩いの場に 江戸川区で競技場お披露目

お披露目式でテープカットをする関係者

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 2020年東京五輪で、カヌー・スラローム競技の会場となる江戸川区は、区民にカヌーに親しんでもらおうと、五輪会場から北に約1キロの新左近川(しんさこんがわ)親水公園(臨海町2、3地先)にカヌー場を整備した。6月1日のグランドオープンを前に、一部施設が6日に公開された。 (井上幸一)

 全長約一キロ、最大の川幅が約八十メートルあるカヌー場は、ゲートを通過する競技のスラローム場(静水)、タイムを競うスプリント場、球技のポロ場、多目的カヌー場と、四つのエリアがある。このほか、管理棟、艇庫なども。カヌーの貸し出し(大人は一時間百円、小中学生は同五十円)も行い、初心者から中級者まで楽しめる。

 この日のお披露目式では、多田正見区長らがテープカット。国内の強豪チームによるカヌーポロの親善試合があり、カヌーが激しくぶつかり合う迫力に、訪れた人たちは歓声を上げていた。

 小学生以上を対象とした無料のカヌー体験会も開かれ、江戸川区カヌー協会のメンバーが指導。近くに住む有馬千暁君(12)は「初めてだったけど、うまくできて楽しかった。毎週でもやりたい」と話していた。

カヌーポロ競技の親善試合=いずれも江戸川区で(区提供)

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 江戸川区では、葛西臨海公園に隣接する人工のカヌー・スラロームセンターで五輪競技が実施される。区ではカヌー文化の普及、促進を目指し、「区民カヌー教室」「カヌー大運動会」などを開催してきた。五月二十六日までの土、日、祝日はカヌーレンタルも含め、無料で利用できる。

◆カヌー会場に注水開始

カヌー・スラロームセンターで進められた水を張る作業=江戸川区で

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 東京五輪に向けて建設中のカヌー・スラロームセンター(江戸川区)に水を張る作業がスタートした。必要な水量は約1万8000立方メートル。都の担当者が合図すると、コース内へと少しずつ水が流れ込み、担当者は「記念の一日」と感慨を込めた。約2週間かけて満水にし、設備の機能のチェックに入る。

 水は水道水で、会場内でろ過設備を通して循環させる。都によると、五輪本番前には水を入れ替える予定という。

 この会場は国内初の人工コースで、全長約200メートル。競技を行う際は大型ポンプでスタート地点の高さ約4.5メートルまで毎秒約12トンの水をくみ上げて流し、コース内に設けたブロックで渦などをつくり出す。深さは約1.5メートルになる。コースは5月末に完成予定で、10月にテスト大会を実施する。

 

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