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【東京】

超個性派アーティスト爆発 きょうから文京でアート作品展

足立区の辻修平さんが制作した作品と櫛野展正さん=文京区で

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 既存の美術の概念を超えた市井の人々のアートを集めた大規模な展覧会「アウトサイド・ジャパン」展が十二日から、東京ドームシティ(文京区後楽一)のギャラリー・アーモで開かれる。奇抜なオブジェを作り続ける、自宅の壁にひたすら絵を描く…。そんな無名の人々による多様なアートを発掘し、発信を続けているキュレーターの櫛野展正(くしののぶまさ)さん(42)が手掛けた。 (出田阿生)

 「他人の評価など気にしないで創作に没頭する、それがアウトサイダー・アーティストです。あなたの隣人がすごいアーティストかもしれません」。こう話す櫛野さんは全国各地で約三百人を取材してきた。広島県でギャラリー「クシノテラス」を運営しながら、無名のアウトサイダー・アーティストたちの存在を伝える「アウトサイド・ジャパン」などの著書を出版し、社会に発信してきた。

 今回の展覧会では、青森から沖縄まで全国約七十人による数千点の作品を展示。そのひとつ、新田義貞の座像は約五千匹の昆虫が使われている。巨大な目の女性をピンク色で描いた絵、流木で作った仏像など、いずれも「表現せずには生きられない」(櫛野さん)というエネルギーに圧倒される。なぜこんなものを作ってしまったのか。作者の強烈な個性と、人間の面白さがひしひしと伝わってくる。

 期間中は、その場で絵を描くライブペインティングなどのイベントも開催。午前十時〜午後六時。高校生以上千三百円、小・中学生は二百円。五月十九日まで。問い合わせはギャラリー・アーモ=電03(5800)9999=へ。

 

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