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【東京】

<統一地方選>市長選 立候補者の横顔(下)

(届け出順。年齢は投票日基準。年齢横の表記は、左から、公認政党、現新元別、当選回数、推薦を受けた政党)

◇東大和市(2候補)

◆ドライブが憩いの時間に

 尾崎保夫(おざき・やすお)さん(69) 無現<2>=自公

 「自分にうそをつかない」を信条に、市政を担ってきた。「人と自然が調和した都市」の実現を目指し、三選出馬を決めた。

 元市長の父が亡くなった一九九八年に小平市役所を退職し、東大和市議を二期務めた。東日本大震災が発生した二〇一一年、市長に初当選。大規模災害対策や財政再建、子育て環境の整備を進めてきた。「次は、シニア世代が一層活躍できるまちにしたい。狭山丘陵など豊かな緑もまちづくりに生かしたい」と意欲を見せる。

 ドライブが趣味で、たまの休みには高速道路を四百〜五百キロ走ることもある。「山の緑を見ながら運転したり、車を止めて本を読んだりすると、とてもリラックスできる」と話す。

◆趣味のゴルフ歴30年以上

 柳下進(やぎした・すすむ)さん(69) 無新=共由

 サラリーマンを定年退職後、地方自治体の財政に関する地元の勉強会に参加。市民団体「ひつまぶしの会」を設立し、市に提言するなど、十年近く地域づくりに取り組んできた。

 地元でごみ処理施設の新設計画が持ち上がり、二〇一七年に仲間とともに中止を求める陳情を市議会に提出し、採択された。しかし、その後に施設は完成。「ほかの施策も含め、市民への配慮を欠いた現市政は変えなければならない」と立候補を決めた。「今の時代、市民感覚に裏打ちされた政治家こそ必要だ」と強調する。

 趣味のゴルフ歴は三十年以上。温泉で「徒然草」を読みながら、内容を今の時代に置き換えて思いをはせるのも楽しみという。

◇東村山市(2候補) 

◆「皆さんとご一緒」モットー

 小松恭子(こまつ・きょうこ)さん(78) 無新=共

 市長選に挑戦するのは三度目。今回は「市政を変えようと頑張ってきたのに、無投票になるのは納得できない」と、告示直前に立候補を決意した。

 大田区生まれ。父が戦病死し、子どものころは経済的に苦しい生活を送った。日本初の女性閣僚として厚生相を務めた中山マサさんの活躍を見て、政治に関心を持つようになった。

 東村山市で暮らして六十年。市民運動に取り組み、市議を六期二十二年、都議を二期八年務めた。電車の車両を使った図書館の設置にも尽力。「皆さんとご一緒に」をモットーに、地域づくりに励んでいる。

 趣味は中学時代から続けているコーラス。「皆が力を合わせてつくりあげるところが魅力」という。

◆朝のラジオ体操欠かさず

 渡部尚(わたなべ・たかし)さん(57) 無現<3>=自公

 「若い人の声が政治に反映されていないのではないか」。バブル期に感じた疑問が政治家を志すきっかけだった。サラリーマンから転身して市議を四期務め、四十五歳で市長になった。

 これまでの三期で、西武線東村山駅西口再開発事業や子育てしやすいまちづくりなどに取り組んだ。市民の声を反映させようと自治体版株主総会も導入した。

 同駅周辺で高架化工事が進む現在を「大改造」の時期と位置付け、まちの将来を見据える。一方で「都市の機能と豊かな自然を併せ持つのが東村山の魅力。守るべき緑は守りたい」と力を込める。

 趣味は渓流釣り。朝のウオーキングやラジオ体操を欠かさず、健康維持に努めている。

◇清瀬市(3候補) 

◆敬老大会向けピアノ練習

 渋谷金太郎(しぶや・きんたろう)さん(67) 無現<2>

 「現職だから本格的な選挙運動をやるつもりはない。有権者のみなさんに二期八年の審判を受けたい。市民が『まだ市長を続けろ』と望むなら、結果はおのずとついてくる。天命に従う気持ちだ」

 好きな言葉は「人の役に立つことをわが人生とする」。地元の敬老大会に向けて一年以上ピアノを練習し、「青い山脈」を弾けるようになった。次は「北国の春」をマスターすると約束した、と笑う。「財源が乏しい小さなまちだから、喜びごとを共有する」。そんな市政を目指してきた。

 趣味は毎朝、ぬるめの湯につかりながら読書をすること。健康法は、三食ごとの食前キャベツ。

 妻(68)、長男(40)と三人暮らし。

◆美大で学び銀座で個展も

 池田いづみ(いけだ・いづみ)さん(71) 無新=共由社

 「市民自治を進める。市民みんなが主役になれる仕組みをつくる」が信条。市男女共同参画センターの運営委員として長く活動してきた経験から、渋谷金太郎市長が就任して以降、「市政への市民参画が形骸化した」と不満を感じる。

 市長になったら「だれもが生き生きと暮らせるまちをつくりたい」。憲法を尊重し、原発に反対する。平和は非武装・非暴力で実現できると考える。

 武蔵野美術大学で彫刻を専攻。卒業後、一九七三年から自身の陶芸作品の個展を銀座のギャラリーで開いてきた。二〇一〇年以降は自宅ギャラリーでのみに変更した。趣味は、料理など手作りするものが好き。夫(72)、子ども二人と四人暮らし。

◆役所勤めの後、幼稚園設立

 中村清治(なかむら・きよはる)さん(69) 無新=自

 公用車を私用で使うなど渋谷金太郎市長の公私混同が目に余るとして、市議会で責任追及の先頭に立ってきた。保守票が割れるのを心配し、悩んだが「市政を刷新し、遅れている都市基盤整備を加速させたい」と出馬を決意した。

 市役所に十年勤めた後、三十歳で幼稚園を設立、開園。「清瀬の恵まれた自然と環境の中で子どもたちを育てる」のを目標にした。

 祖父は旧清瀬村の村議で、清瀬駅の誘致に尽力した。「まちへの愛」が政治の道を志すきっかけになり、一九九一年に市議に初当選。七期連続務めた。

 座右の銘は「思いやり」。趣味はカメラ。地元の四季折々の風景を撮影している。二人の息子は独立し、妻(65)と二人暮らし。

 

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