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【東京】

没後150年 土方歳三に迫る きょうから日野で特別展

土方歳三をテーマにした特別展=日野市で

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 幕末・明治維新を駆け抜けた新選組副長、土方歳三の没後百五十年特別展が二十日から、出身地の日野市立新選組のふるさと歴史館(神明四)で開かれる。

 所蔵品や、近隣旧家などから借りた古文書など約二百四十点を展示。人気の割に少ない史料をもとに描き出した土方の実像を紹介する。

 土方は一八六九年の箱館戦争で戦死した。京都での新選組としての活躍が目を引くが、上洛(じょうらく)前の日野での生活や新選組局長、近藤勇亡き後の動きに光を当て、時系列で三十四年の生涯を追う。

 最も古い史料は「歳蔵(としぞう) 六才」と記された四〇年の宗門人別帳(戸籍)。自筆の書の掛け軸や、和歌を貼った屏風(びょうぶ)もあり、日野で和歌や俳句、書を学んだ文化人だったことが分かる。六八年に会津(福島県)で書かれた現存する最後の書状からは、敵の戦術を見抜く軍師だったことがうかがえる。

 子孫の土方愛(めぐみ)さんは「明治期に逆賊とされたときにも、土方を誇りに思い遺品を守ってきた地元ならではの展示で感慨深い。土方や新選組を後世まで語り継いでほしい」と話す。

 六月三十日まで。入館料は二百円、小中生五十円。月曜休館。二十九日〜五月六日は開館、七日は休館。問い合わせは歴史館=電042(583)5100=へ。 (松村裕子)

 

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