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【東京】

<統一地方選>豊島区長 81歳・高野さん6選 3新人破り、都内首長最多選

当選を決め、喜ぶ高野之夫さん(中央)=豊島区の事務所で

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 統一地方選後半戦は21日、11区長選と20区議選、多摩・島しょ部の6市町長選と25市町村議選の投票が行われた。即日開票された8区長選のうち、現役区市長で最高齢の現職が新人2人を退けた北区をはじめ、現職が出馬した7区は全て現職が当選。8期務めた現職が引退を表明した中央区では新人5人が争ったが、現職が応援する“後継”が初当選を決め、現職の強さが際立つ結果となった。大島町長選でも現職が元職に勝利した。江東、大田、江戸川、中野、杉並、荒川の6区では22日に開票が行われる。

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 豊島区長選は、現職の高野之夫さん(81)が新人三人を破り、六回目の当選を決めた。中央区長の矢田美英さん(78)が八期を最後に引退を決めたため、高野さんが都内首長では最多選となった。

 午後十時五分ごろ、西池袋の選挙事務所に当確の知らせが入ると、高野さんは支援者らと万歳し、喜び合った。

 国際交流イベント・東アジア文化都市の開催、東池袋の旧庁舎跡地の再開発、トキワ荘の復元など自身が進めてきた事業が佳境を迎える中、高齢多選の批判を覚悟の上で立候補を決意。四年前は自民、民主、公明、社民の推薦を受けたが、今回は政党の支援を受けずに選挙戦を戦った。高野さんは「多選高齢と言われ、熟慮に熟慮を重ねた。いま豊島区は大きく変わる時。途中で辞めるなんて区民が許してくれない、そういう思いが結果につながったのではないか。他のモデルとなるまちづくりをしたい」と喜びと決意を語った。

 大型開発を批判し、福祉の充実を訴えた山口実さん(70)=共産、自由推薦=、市民団体代表の湯浅茂晴さん(56)、マンション管理業の鈴木和夫さん(67)は支持が広がらなかった。

 

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