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【東京】

<統一地方選>三鷹市庁舎建て替え「白紙に」 初当選の河村さんが表明

三鷹市長選の当選証書授与式に臨む河村孝さん=三鷹市役所で

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 保守分裂の激戦となった三鷹市長選を制し、初当選した前副市長の河村孝さん(65)は二十二日、市役所で当選証書授与式に出席した。式後、本紙などの取材に応じ、市長選最大の争点となった市役所本庁舎・議場棟などの建て替え計画について「白紙にする。六月市議会で(関連予算の)減額補正をし、立ち止まる姿勢を明確にしたい」と述べた。 (花井勝規)

 河村さんは、百五十億円から二百億円と想定される建て替え費用を問題視し、計画の中止を公約に掲げて選挙を戦った。

 市が建て替えの候補として検討していたのは、一九六五年完成の市役所本庁舎(延べ八千五百平方メートル)や議場棟、第二、第三庁舎、公会堂など。今秋に基本構想、来秋に基本計画をまとめ、早ければ二〇二四年ごろに着工のスケジュールを描いていた。一九年度当初予算に、建て替え基本計画の策定費など関連経費約三千五百万円を盛り込んでいた。

 河村さんは、一部配管からの漏水など設備の老朽化への対応は「必要最小限な補修にとどめる。(建て替えを)急ぐ必要はない」との考えを示した。市庁舎の東隣にある三鷹郵便局舎を含めた一体的な建て替え整備を検討するため、市が先月、日本郵便と結んだ連携協定については「市にどういうメリットがあるのか、担当者から聴きたい。市が得する話ではない」と、協定を破棄する可能性をにじませた。

 選挙戦で、市庁舎の建て替え計画中止と並んで主張したJR三鷹駅南口の駅前再開発については、市の活性化や税収増のため優先順位の高い施策との認識を示し「市長自ら行き、地権者や都市再生機構(UR)と協議に入りたい」と述べ、停滞している再開発の動きを市の積極関与で前に進める意向を示した。

市長選で建て替え問題が争点となった三鷹市役所庁舎(中央)。左は三鷹郵便局、右は三鷹市公会堂=三鷹市で、本社ヘリ「あさづる」から

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