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【東京】

多様な家族の姿を紹介 LGBT支援団体が冊子作成

多様な家族を紹介する冊子を手にする長村さと子さん=新宿区で

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 ママでもパパでもない親、一緒に子育てする女性カップル、特別養子縁組で赤ちゃんを迎えた元女性の夫と妻…。そんな多様な家族の姿を紹介する冊子を、子どもを持つLGBTなど性的少数者を支援している一般社団法人「こどまっぷ」(東京)が作った。長村(ながむら)さと子代表理事(35)は「LGBTでも、子どもを持つ選択ができると知ってほしい」と話す。 (奥野斐)

 「こどまっぷ」は子どもがいたり、欲しいと考えたりしているLGBT当事者を支える活動をしてきた。長村さんらが当事者二十六人にインタビューし、一冊にまとめた。

 互いに結婚経験がある女性カップルへの取材では、周囲の目を気にする親に対し、三人の子どもたちが「周りなんてどうでもいいよ」と答えている姿が印象に残ったという。長村さんは「関係性がすてきだなと思った」と語る。

 自分の性が男女どちらとも言い切れない「Xジェンダー」で、子育て中の当事者の話、子どもを持つ方法を模索するカップルなども登場する。法的な婚姻関係にない二人が子どもを育てる際の法律問題や、学校など教育現場での変化についても専門家に聞いた。

 自身もレズビアン(女性同性愛者)である長村さんは「LGBT当事者やその子どもたちが幸せに暮らす世の中は、さまざまな少数派の家族が生きやすい社会だと思う。人生を模索し、懸命に生きる人たちの姿を見てもらえたら」と話す。

 冊子はA4判六十ページ。税込み千円。性の多様性を訴えるイベント「東京レインボープライド2019」のメイン企画で、二十八、二十九日に渋谷区の代々木公園で開催される「プライドフェスティバル」の同団体ブースで販売。インターネットで活動の支援金を募るクラウドファンディングもしている。「Readyfor」のサイトから団体名で検索。

 

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