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【東京】

明治期の襖絵を特別公開 12日まで、多摩市の旧富沢家で

特別公開された「深山白鷹」の襖絵=多摩市で

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 多摩市落合の多摩中央公園内にある旧富沢家で12日まで、幕末から明治期に描かれた襖絵(ふすまえ)4面を特別公開している。富沢家は明治天皇も立ち寄った旧名主宅で、改元にちなみ、天皇の行幸に関する同家の資料も展示した。

 襖絵は「深山白鷹(みやまはくよう)」と「竜田山(たつたやま)紅葉」、「吉野山桜」と「七言絶句」がそれぞれ裏表に描かれている。「吉野山桜」「竜田山紅葉」は桜と紅葉の名所。1905(明治38)年に画家四谷延陵(よつやえんりょう)が訪れた際、当主の富沢政恕(まさひろ)が注文した。玄関に飾られた「深山白鷹」は書画家吉沢雪庵(せつあん)の作で、白い鷹が迫力満点。

 富沢家があった連光寺(同市)には天皇の狩猟場の御猟場(ごりょうば)があり、同家は明治天皇や皇族がウサギ狩りやアユ漁の見学時に休憩する行在所(あんざいしょ)だった。ウサギを捕る網やアユを入れる籠など約30点も展示している。

 午前9時半〜午後4時半。6日までは無休。7、8日は休館。無料。 (松村裕子)

 

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